ピアノ調律はどれくらいの頻度で必要?
「ピアノ調律って、毎年必要なの?」
「しばらく調律してないけど大丈夫?」
これは、ピアノをお持ちの方から非常によく聞かれる質問です。
結論から言うと、
ピアノの使用状況・設置環境・年数によって適切な頻度は変わります。
この記事では、
- 一般的な調律頻度の目安
- 調律を怠るとどうなるか
- 失敗しない考え方
を、現役ピアノ調律師の視点で分かりやすく解説します。
一般的なピアノ調律の頻度の目安
まずは、よく言われる基本的な目安です。
- 年1回:一般家庭で通常使用の場合
- 年2回以上:レッスン用・毎日よく弾く場合
- 数年空いている:要注意(音程・タッチに影響が出やすい)
特に日本は湿度変化が大きく、
弾いていなくてもピアノは狂います。
調律をしないと起こる3つの問題
「音が少しズレるだけ」と思われがちですが、
実はそれだけではありません。
① 音程のズレが大きくなる
放置期間が長いほど、調律にかかる時間と負担が増えます。
② タッチや弾き心地が悪くなる
内部部品の動きが悪くなり、
「弾きにくいピアノ」になってしまいます。
③ 将来的な修理費用が高くなる
定期的な調律=予防整備です。
結果的にコストを抑えることにつながります。
「毎年やらなくてもいい」と言われたけど大丈夫?
たまに
「毎年じゃなくても大丈夫ですよ」
と言われた、という話も聞きます。
確かに、
- あまり弾かない
- 音程にこだわらない
- 趣味で軽く楽しむ
という場合、頻度を落とす選択もあります。
ただし重要なのは、
「ピアノの状態を見た上で判断しているか」 です。
状態を確認せずに
「大丈夫」と言うのは、正直おすすめできません。
失敗しないための考え方【プロの視点】
調律頻度で失敗しない一番のコツは、
👉 「年数」ではなく「状態」で判断すること
- 前回の調律からどれくらい音が下がっているか
- タッチに違和感が出ていないか
- 内部部品の摩耗はどうか
これらを見て、
今後の目安を提案してくれる調律師を選ぶのが理想です。
松田ピアノ調律所の考え方
当店では、
- 必要以上の頻度はおすすめしない
- 逆に、放置が危険な場合は正直にお伝えする
というスタンスで調律を行っています。
「今後はどれくらいのペースがいいか?」
も、状態を見てしっかりご説明しますので、
初めての方もご安心ください。

まとめ:迷ったら一度、状態確認がおすすめです
- ピアノ調律の目安は 年1回
- 使用状況や環境で適切な頻度は変わる
- 放置すると結果的に損をすることも
「うちのピアノ、どうなんだろう?」
と思ったら、お気軽にご相談ください。